ギャルメイクからの卒業
濃い色のファンデーションを厚めに塗り、目を白く囲んだり、マスカラをこれでもかという位に重ね塗りしたり、ギラギラとラメが入りすぎているアイシャドーをまぶたに広範囲に塗るといった濃い目のギャルメイクをしていたのは女子高生や女子大生だけではない。
首都圏をはじめとする都市部では一部の中学生の間でも大変人気であった。
こういったギャルメイクを好む10代から20代前半の女性たちが特にこだわったのは目を大きく見せることであった。
また本来の自分とは違う姿になることによって環境を変えたい、まったく違った可能性に挑戦したいなどの変身願望をもってギャルメイクにこだわっていた若年層も多いようだ。
ギャルメイクをするためのアイテムが女子中高生向けに安価で販売されていたのもこうした風潮に拍車をかけたのであろう。
しかしこういったギャルたちの気持ちとは裏腹に世間一般的にはギャルメイクはあまり受け入れられていなかった。
このためギャルメイクに拘りをもっていた女子中高生たちも年を重ね、環境が変化するとともにギャルメイクを卒業していったのである。